海外保険については、今のところ、当校で〇〇という保険会社の海外保険がいいですよ。などは特にありません。
加入の是非に関しても、実際加入するに越したことはありませんが、私のように何年もフィリピンにいながら保険を必要とする事態に遭遇していないケースもあります。
ただし、やはり万が一の事を考えると、フィリピンの語学学校の経営者の立場としては「保険に加入するべきです」と言いたいと思います。
では、様々な保証が保険会社によってありますが、可能性として保険を適用する可能性が特に多いのはどのようなものでしょうか?
治療・救援費用
当校では、海外旅行のように「数日の旅」ではなく、数週間~数カ月という単位での滞在ですので、大きな病気でなく、普通の風邪を引いてしまう場合もあります。その際、病院にかかる場合は保険で賄えます。ただし、フィリピン(少なくともDumaguete)では一度現金で支払い、日本に帰国した際に保険会社から返金されるものです。
そのため、診察を受けた際の「領収書」「診断書」を持ち帰り、自身で保険会社に連絡しそれらを提出する流れとなります。
フィリピンでは例え入院したとしても、欧米諸国のように数百万かかるような事はないので、保障さえあるなら、そんなに大きな金額の保障にこだわらなくてもいいかもしれません。(可能性がないとは言い切れませんが)
また、限度額以内ならば、救援者として家族が日本からお見舞いに来ることも救援費用の補償として受けられます。
携行品損害
一般に盗難や破損などがあった場合に必要となります。
ひったくりや強盗などの多いCebuやManilaに多く滞在される方はあった方がいい保険です。Dumagueteではまだ一度も生徒の、ひったくり被害・強盗被害は聞いた事がありません。
Cebu・Manilaでの盗難に対して準備するのはいいかと思います。
ところが、一つ注意点ですが、この保険は「時価」で保障されるので、2年前に5万円で購入したカメラを紛失したからと言って5万円が帰ってくる訳ではないのであしからず、です。
傷害死亡・後遺症
これは、まさに万が一です。ただし、海外に限らず、万が一などはいつどこでどのように起きるかは分かりませんので、残された家族やパートナーの事を考えれば必要な保険であるはずです。
フィリピンではとてもバイクが多いのですが、一方インフラは全く整っていないので、日本にいるよりも交通事故などの可能性は高いのではないかと思います。
特に、「外国人を轢いてしまうとヤバい」という認識があるようで、外国人との交通事故はみんな特に気をつけるけど、轢いてしまったらひき逃げされるのでは、とフィリピン人から聞くこともあります。例え轢き逃げ出なくても事故に対する補償をフィリピンの加害者ができるとも到底思えないので、やはりあると安心だと思います。
それでは、保険はどうすればいいですか?
という話しになると思います。
当校、というより私個人としてのおススメはクレジットカード会社の海外保険特約です。
お持ちのクレジットカードに「海外保険特約があるのかどうか」の確認、そして「どのような条件でその保険特約が適用されるのか」という事は調べておいて損はないと思います。
また、クレジットカードに海外保険特約がなかった場合や、海外保険特約だけでは不十分であると感じる場合には、保険会社と海外保険の契約するのがいいかと思います。
2018年2月現在では特に「おススメ」のカード会社や保険会社はありませんが、あればこちらで追記します。
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